大口貴弘&一番弟子 池野 龍弥インタビュー

大口と池野の出会いをはじめ、お互いの関係性、施術でのこだわり、そしてこれからのビジョンなどをご紹介します。

―お互いの第一印象は?

大口
とにかく真面目というのが池野先生の第一印象です。本当に勉強熱心なんですよね。施術においてもとても丁寧ですし、性格が出ている施術だなと感じましたね。
池野
いろいろな施術を見せていただきましたが、この人は天才。誰にも真似できないと思います。でも施術は手と針だけで本当に単純なんですが、想像を超えてきましたね。とはいっても、手技には様々な知識や技術が詰まっている。その時まで自分でもいろいろと経験してきたつもりだったのですが、全然でしたね。

―その時から印象は変わりましたか?

大口
変わってないです。誉め言葉ですけど、いい意味で変態ですよ。
池野
(笑)。相変わらず天才です。尊敬しているところの一つは、現状に満足しないこと。毎回、同じことをしないんですよ。常に進化している人なので、私が成長することを止めてしまうと、どんどん置いていかれます。だからこと、自分なりにやれることを徹底的にやっていきたいですね。

―日頃、心がけていることを教えてください。

大口
自然体でいること。発想を自由にするためです。そうしないと施術の可能性が狭くなってしまうんですよ。それと一番は、純粋に患者様を治したいという想い。ある意味、そのことしか考えてないです。もっとできることがあるのではないかと試行錯誤して実践するだけです。それと、僕の中で池野先生は発明家でもある。どこで発見してくるのか、いつもすごいアイテムを紹介してくれるんです。
池野
いい物や情報があると、自分の勉強だけでなく紹介するようにしています。それに対するコメントも面白いというか、使い方なんかも僕の想像の外。「そう使うのか」って、新しい気づきがあります。
大口
そこでお互いのイメージがリンクすると、患者様の課題解決につながる治療ができると実感しますね。基本的に、二人で良いと思ったことをするようにしています。
池野
そうですね。大口先生とイメージをリンクさせる。それによって、最高の施術をつくり出すことができますから。お互いに限界を決めずに追求しています。

―お互いの関係性について教えてください。

大口
私は小さい頃から解剖に触れる機会が多かったので、人の筋肉や骨、筋膜、神経などの知識が頭の中にあります。そこに、池野先生の知識が組み合わさることで、他にはないものを生み出すことが可能ですし、池野先生はそれを言葉にして発信してくれるんです。最高のパートナーだと思っています。
池野
ありがとうございます。お互いに発想は常に自由ですよ。それと、大口先生が仰ってくれたように、私は通訳兼治療家。今まで経験してきたこととして、医師を相手に説明するという経験が多かったので、言語で説明するのは得意です。大口先生は感覚的で、私は論理的かなと思うので、いい関係だと思っています。

―ターニングポイントはありましたか?

大口
22歳の頃だと思いますが、はじめての海外出張です。ハワイで開催された世界的なスポーツイベントでトレーナーのボランティアをしました。私は国際セラピストの資格をもっていたので、世界で活躍している有名なアスリートも施術する機会も。体を触れるだけで驚きと発見が。純粋に海外ってすごいなって。また、言葉が通じなくても、施術をするだけで笑顔になる。それ以来、日本以外にも目を向けるようになりました。最初は自分一人で開拓を進めながら様々な国に行って、人脈をつくりましね。たとえば、口コミで有名な人を紹介してもらいました。そこから次第に加速していった感じです。
池野
私は、大口先生と出会ったことです。

―最後に、今後のビジョンは?

池野
施術では、大口先生の真似はできません。頑張っても80%ぐらい。だから残りの20%が大切なんです。その20%の個性が私の武器ですし、それは大口先生でもマネをできない部分ですから。それを認めて、納得してくれる人が患者様になってくれていますね。自分としてはそこを構築して、カタチにする。言葉にする。みんながわかりやすい表現にしていく。そこをさらに磨いていきたいです。そして、海外で活躍することで、日本発の技術がどこでも受けられるようになり、体に不安を抱えている人が良くなるという喜びを世界中に届けられると思っています。
大口
仕事面においては、池野先生のような信頼できて、質の高い治療家を育成していきたいと思っています。たとえば、私が今まで培ってきた手技を受けた子たちがそれを学び、今度は広めてくれれば、大口式も世界で認められる施術になるかもしれません。そのための一つが学校の設立です。私が幼い頃に経験したように、小さい頃から施術を学べる環境をつくりたい。子どもにとっての選択肢も増えますし、すごく面白いと思います。そして、将来的には彼らのレベルを上げて海外中に派遣。そんなことも構想中です。施術を通して、世界中の国や地域で課題を解決したいですね。今は、いろんな国の人に対して施術させてもらっています。だからこそ、日本のすごい技術をもっと知ってもらいたい。そのために日々の勉強が必要です。
もう一つが、整体の入り口づくりです。治療と聞くとどうしてもハードルは高い。行きづらいんです。そのために、美容整体という切り口で治療にアプローチしています。みんなが受けやすくなれば、体も楽になり健康につながりますし、美しさを保つこともできますもんね。まずは、健康や美容のための整体を世の中に発信していきます。